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- コラム
【暮らしに“似合う色”を。パーソナルカラーから考えるインテリアコーディネート】
私たちは洋服やメイクを選ぶとき、「自分に似合う色」を意識することがあります。
それと同じように、住まいのインテリアにも“自分らしくいられる色”が存在するのをご存知でしょうか。
パーソナルカラーを暮らしの空間に取り入れることで、見た目の統一感だけでなく、心地よさや気分の安定にもつながります。
パーソナルカラーとは、その人の肌や髪、瞳の色などと調和する「似合う色」のこと。
大きくは「春・夏・秋・冬」の4つのタイプに分かれており、それぞれに明るさや鮮やかさ、あたたかみといった色の特徴があります。
たとえば、春タイプの方には、やさしく明るいパステルカラーやベージュ系がなじみやすく、
夏タイプの方は、ブルーグレーやラベンダーなど、柔らかく上品な寒色が得意です。
この考え方をインテリアにも応用すると、部屋全体がより自分らしい、落ち着く空間へと変わっていきます。
たとえば、秋タイプの方には、木のぬくもりを感じられるウォームブラウンやカーキ、テラコッタなど、深みのある色合いをベースにした空間がおすすめ。
冬タイプの方は、モノトーンやネイビー、ワインレッドといったコントラストの強い色を使うと、洗練された印象を演出できます。
もちろん、家族で暮らす住まいでは全員のパーソナルカラーに合わせるのは難しいかもしれません。
そんなときは、パーソナルカラーを取り入れる場所を
「自分の部屋」「ワークスペース」「クッションやアートなどの小物」に限定するのも一つの方法。
目に入りやすい場所に自分に似合う色があるだけで、自然と気分が上がり、自信を持って毎日を過ごせるようになります。
住まいは、暮らす人を映す鏡です。
だからこそ、機能性や流行だけでなく、「自分に似合う色」を意識してみることが、居心地のよい空間づくりの第一歩。
インテリアの選び方に少しだけ自分の“色”を取り入れて、もっと私らしい暮らしを楽しんでみませんか。