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住まいの訪問記

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2018/08/20

空に近い家

昔ながらの町並みと人が点在するこの地域に、二階に広いテラスのある片流れの住まいが完成したのは二年前の冬。ここは、原工務店営業スタッフの廿(ハタチ)が建てたご自慢の家。5歳になる長女と2歳になる長男の元気な笑い声が出迎えてくれた。

「以前住んでいた借家もすぐ近所で、妻の実家からも近かったので、この場所を選びました。」と廿。当時、長男を出産直後だった奥様にとっては、日々の目まぐるしい子育ての真っ只中での家づくり。「毎日大変だったので、当時のことはあまり憶えてないんです(笑)ただ、建てるならもう今しかない!という気持ちだけがありました。」出産と育児、家づくりに奮闘していた当時を笑いながらかたってくれる奥様。

密集した住宅地で、どうしたら居心地のいい場所をつくれるのか、どんな住まいが一番気持ちよく暮らせるのか。それを念頭に、まず、建物の向きを西へわずかにふり、夏と冬のそれぞれの太陽の光の差し込む角度を考える。次に窓の大きさや配置を考えながら光と風の流れを読み、間取りを計画していくことが原工務店の家づくりの基本。廿家が『2階リビング』になることもごく自然の流れだった。

「日中は、ロールスクリーンをあげて窓を開けて過ごしていますけど、外からの視線もほとんど気にならないですよ。」と奥様。取材に訪れたこの日も窓は開け放たれ、二階のワンフロア全てが明るく、風が通り抜けるせいか真夏の暑苦しさは感じなかった。

「空が広くて綺麗なんです。家の中から日の出と日の入りも見れるので、朝も夕方も綺麗ですよ。」嬉しそうに語る奥様。日常の何気ない情景もこの家での暮らしには、欠かせない物語のひとつとなっている。

キッチンで作業をしている最中も、子どもたちに目が届き、どこからでも声をかければ返事が返ってくる、そんな空間で子育てできていることに一番の安心を得ているというご夫妻。そんなご夫妻の思いを知ってか知らずか、自由に遊びまわる二人の可愛い子どもたち。

リビングのハンモックで遊んだり、デッキテラスで遊んだり。時に無垢の床や壁がキャンパスになってしまうことも。そんな無邪気な子どもたちを見守るご夫妻の微笑ましい姿は、自然素材に包まれたこの家の暮らしに溶け込んでいる。