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住まいの訪問記

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2018/02/16

威風堂々 住まい手の個性が際立つ和風建築

陽当たりのいい角地にひときわ目をひくT様邸は、反り立つ屋根に縁起のいい鶴亀や松竹梅の飾り瓦が納まり、さらにいぶし瓦が重厚感を与えている。

四国は香川県出身のご主人にとってこの家は誇りそのもの。ご主人の生まれ故郷には、古くから飾り瓦を家にあしらう風習があり、地域文化を継承している。今では飾り瓦を取り入れる住宅は香川県でも少なくなったという。ご主人は「わが家にはどうしてもこの文化を取り入れたい」という強い信念があった。

地元香川県のかまに瓦を発注し、さらに瓦業者にもきてもらい施工を依頼。そのこだわりから、完成した家を見ると喜びもひとしお。「これがその時の写真ですよ」そう言って、当時の作業の様子を語られるご主人は、いきいきと輝いていた。


明確にイメージする家があったご主人は、そのイメージをカタチにできる業者を求め、住宅メーカーを見学してまわった。最終的に原工務店を選んだ決め手は、和風建築の設えだったという。
「設計士さんに何通りかのプランを提案してもらいましたが、最後は自分の考えた間取りに決めました」とご主人。その時の手書きの図面と手づくりの模型を見せてくれた。ご主人のイメージを設計士がひとつひとつひも解き、熟練の職人によって風格ある和風建築をつくりあげた。

「私の要望はキッチンを広めに、ということだけです。」優しく微笑む奥様は、キッチンの出来映えに満足のご様子。「暖房の効きもよく、住み心地もよくて満足していますよ」ご夫妻が口を揃えてそう語る。こだわりぬいたわが家で、暮らしを楽しみながら時を重ねているT様ご家族にとって、経年変化の美しさもむ楽しみのひとつになっている。

T様邸 延床面積117.50㎡